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Daisuke Bundo

Daisuke Bundo

分藤大翼
アフリカの熱帯雨林でBaka族の調査研究と記録映画の制作をおこなっています。
長野県松本市在住。

 

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FESPACO(7) 若手作家

カメルーンは映画作家の宝庫です。

それは、2007・2009年のFESPACOで証明されています。

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これは2007年のFESPACOで撮ったもの。

右端がシリル・マッソ、その隣の女性は不明(配給関係の人だったか・・)。左端がジャン=ピエール・ベコロ

そして、ベコロの隣にいるのが『Les Saignantes』の第一助手を務めたHélène Patricia Ebah。彼女の初の長編劇映画『Les blessures inguérissables』は2007年のFESPACOに入選し、2008年のEcrans noirs(カメルーンで開催される国際映画祭)で最も将来性のある新人監督に与えられるEcran de l'espoirという賞を獲得しました。

彼女は、その後フランスの大学で映画を学んでいて、ピンク映画に関する論文を執筆中とのこと。2009年にパリで会った際に、Fnacで見つけた溝口健二と黒沢清さんのDVDをプレゼントできたのは良い思い出です。資金の獲得が難しいと言っていましたが、彼女の次回作が楽しみです。


以下の写真は2009年のFESPACOで撮ったもの。

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真ん中にいるのが、Bernard Auguste KOUEMO YANGHU。1976年生まれですが、容姿も人柄も好青年という感じ。この人がたいへんな才能の持ち主なのです。彼が監督した『Waramutseho ! (Bonjour!)』は21分の短編ながら見応え十分で、将来作り出されるであろう傑作の数々に強い期待を抱きました。隣のシリル・マッソは昔からの友人で「ベルナールはすごいんだ」と素直に認めていました。右側の女性はフランス人のプロデューサー。

作品はFespacoの短編部門の銅賞を受賞し、その後、世界各地で上映され、数々の賞を受けています

Waramutseho_convert_20100402004604.jpg


そして、Osvalde LEWAT。ドキュメンタリー映画界の俊英です。先のBernardと同じ年の生まれ。ジャーナリストとしての経歴を持ち、そのセンスでアフリカが抱える問題に鋭く切り込む作品を制作しています。

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Une affaire de nègres』(英語のタイトルは『Black Business』)はFESPACOのドキュメンタリー部門で銅賞を獲得し、その後も世界各地で上映されています。

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予告編


Une Affaire de Nègres - Bande-annonce VF


本作に関するインタビューはこちら
本作はこちらから購入できます。


右端がJoséphine NDAGNOU。女優として、また国営テレビのディレクターとしてキャリアを積んできた彼女の初の長編劇映画が審査員特別賞を受賞しました。(左端の男性は審査員を務めたカメルーンの映画評論家)

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受賞作『Paris à tout prix』は「パリに行きたい一心の女性を描いた悲喜劇」。前半のドタバタは笑いながら見るとして、女性たちの生き生きとした姿が描かれてゆく後半には引きつけられました。カメルーン女性の切実な思いを伝えてくれる貴重な作家として、ますますの活躍を期待しています。


NDAGNOU_Josephine_2007_Paris_a_tout_prix_poster.jpg


調べるほどに、彼・彼女たちの活躍ぶりが分かります。また、映画にかける思いにも学ぶことが多いです。
彼らがみないい顔をしているのは理由があるような気がします。


会期中にカメルーンから文化省の大臣がやって来て、高級ホテルの会議室で懇談会が開かれました。FESPACOに参加していたカメルーンの映画関係者が集結し、自分たちの現状と支援の必要性について訴えていました。下の写真は記念写真。中央の青い布を頭に巻いているのが文化省の大臣です(女性です)。落ち着いた感じの良い人でした。制作の支援を是非お願いします。

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そういえば、最終日の晩餐会は大臣のおごりだったはず。いいレストランでした。ごちそうさまでした。



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