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Daisuke Bundo

Daisuke Bundo

分藤大翼
アフリカの熱帯雨林でBaka族の調査研究と記録映画の制作をおこなっています。
長野県松本市在住。

 

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「フォークのさじ」 はじめに

2006年12月27日から2007年12月27日までの、ちょうど1年間、全国の12の都道府県を訪れ、記事を書きました。

記事は全日空(ANA)の機内誌『翼の王国』の2007年4月号から2008年3月号に毎月掲載されました。

連載のタイトルは「ピグミー研究者・ブンドウくんの駅前食堂図鑑」というものでした。図鑑とよぶにはほど遠いものでしたが、駅前食堂を中心とした「人と食」をめぐるレポートを書きました。

取材地の選択に始まって、旅行の手配、食堂探し、取材と撮影、執筆を一人でこなす過程は苦楽に満ちていました。

一年間で辞めさせていただくにあたっては、「もったいない」という声もありましたが、当時の僕には、それが限度でした。あまりに充実した経験だったからでしょう。振り返ってみて「よく頑張った」と思いますし、今もう一度できるかというと、もうできないように思えます。

貴重な機会を与えてくださった編集部の方々と、取材先の方々に感謝しつつ、『翼の王国』に掲載された記事や取材時に撮った写真、思い出すことなどを、このブログ上で紹介してゆきたいと思います。

『翼の王国』の紙面には、僕の文章にあわせて時川真一さんによるイラストが入っていました。イラストのおかげで成り立っていたような紙面なのですが、このブログでは、僕が撮った写真を織り交ぜてゆきます。

先月の中旬、取材先の食堂の方々に御挨拶をかねて再掲のお願いをさせていただきました。

逕サ蜒・104_convert_20100219194845

了承のお返事をいただいた方々の記事を、これから随時掲載してゆきます。

タイトルは連載の開始時に僕から編集部に提案させていただいた「フォークのさじ」とさせていただきます。(たしかに分かりにくいとは思うのですが、けっこう気に入っているので..)

連載は次のような前口上から始まりました。

【連載口上】
ピグミー研究者が訪ねる日本の民俗
アフリカの森から日本の駅前へ

民族学を専門とする研究者として、バカ(Baka)という民族の生活文化を調査してきた。数千年にわたって森と共に生きてきた人々の文化には、人が生き続けてゆくうえで大切なことが、たくさん秘められている。それを明らかにすることが僕のライフワークだ。

その一方で、これまでずっと気になってきたことがある。それは自分が生まれ育った文化について、自分はほとんどなにも知らないということだ。僕の頭のなかでは、日本はアフリカよりも遠い場所になりつつあった。アフリカでの暮らしを振り返ると大勢の人の姿が生き生きと甦る。しかし日本において、その生活ぶりが思い浮かぶ人がどれだけいるだろうか。日本の暮らしを学ぶために、いろんなところで、いろんな人に会ってみよう、その土地の人が食べているものを食べてみよう。日本の民俗(生活文化)を訪ねる旅は、そんな思いから始まった。


(『翼の王国』2007年4月号104頁に掲載)


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